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09月22日-05号

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  1. 匝瑳市議会 2021-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年  9月 定例会          匝瑳市議会令和3年9月定例会議事日程(第20日)                      9月22日(水曜日)午前10時開議1 開議2 付託議案に対する各委員長(総務・予算決算)審査報告3 委員長報告に対する質疑4 議案(第1号-第10号)・陳情(第1号・第2号)に対する討論5 議案(第1号-第10号)・陳情(第1号・第2号)の採決6 議案(第12号・第13号)の上程-採決  議案第12号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第8号)について  議案第13号 令和3年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第3号)について7 発議案(第1号・第2号)の上程-採決  発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について  発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について8 閉会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君       副議長  平山政利君     1番  宮内康幸君        2番  都祭広一君     3番  増田正義君        4番  椿 日出男君     6番  林 明敏君        7番  山崎 等君     8番  行木光一君        9番  武田光由君    10番  小川博之君       11番  石田加代君    12番  浅野勝義君       13番  栗田剛一君    14番  佐藤 悟君       15番  苅谷進一君    16番  田村明美君       18番  欠員---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         宇井和夫君 会計管理者       山下和子君   秘書課長        大木恒一君 企画課長        林 雅之君   総務課長        布施昌英君 財政課長        大川純一君   税務課長        塚本 優君 市民課長        山崎利男君   環境生活課長      鎌形 健君 健康管理課長      小川 豊君   産業振興課長      武田英樹君 都市整備課長      渡邉保行君   建設課長        佐藤雅一君 福祉課長        畔蒜稔行君   高齢者支援課長     篠塚智子君 市民病院事務局長    太田和広君   野栄総合支所長     大川 洋君 教育委員会教育長    二村好美君   教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君 教育委員会生涯学習課長 林 鉄也君   監査委員事務局長    林 美幸君 農業委員会事務局長   田中恵三君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、9月17日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △資料の配付 ○議長(石田勝一君) 次に、市長から、資料として、1、パークゴルフそうさの土砂搬入量及び搬入仕様について、2、パークゴルフそうさの利用者数実績及び目標について、以上2件の提出がありましたので、これを許可し、各議席に配付しました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △付託議案に対する各委員長(総務・予算決算)審査報告 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより各常任委員会に付託いたしました案件の議案第1号から議案第10号まで、並びに陳情第1号及び陳情第2号の審査の経過と結果についてを一括議題といたします。 各常任委員会の議案等の審査の経過と結果は、お手元に配付のとおりであります。 なお、文教福祉常任委員会については、所管事項調査に係る報告がありましたので、参考までにその会議録を配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 これより、各常任委員会の審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員長の報告を求めます。 宮内総務常任委員長。     〔総務常任委員長宮内康幸君登壇〕 ◆総務常任委員長(宮内康幸君) 皆さん、おはようございます。 私からは、総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。 去る9月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第10号 匝瑳市使用料、手数料、占用料等条例の一部を改正する条例の制定について、陳情第1号 辺野古新基地建設の中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い、憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情書、陳情第2号 政府に「再審法改正」を求める陳情書の、以上、議案1件、陳情2件でありました。 この審査のため、去る9月10日午前10時から第2委員会室において、委員6名、執行部から副市長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 議案第10号では、個人番号カード再発行時の手続などに関する質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、議案第10号は賛成全員で原案のとおり、本会議で可決するものと決しました。 陳情第1号の審査では、公的判断は非常に困難であるなどの意見がありました。 陳情第2号の審査では、何か月か議論すべきなので継続審査とすべき、公的判断は非常に困難であるなどの意見がありました。 採決の結果、陳情第1号は賛成なしで、本会議で不採択とすべきものとすることに決しました。 陳情第2号は賛成なしで、本会議で不採択とすべきものとすることに決しました。 以上で総務常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(石田勝一君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 続いて、予算決算常任委員長の報告を求めます。 都祭予算決算常任委員長。     〔予算決算常任委員長都祭広一君登壇〕 ◆予算決算常任委員長(都祭広一君) それでは、私のほうからは、予算決算常任委員会の審査の経過と結果について御報告をいたします。 去る9月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号)について)、議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第6号)について)、議案第3号 令和2年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第4号 令和2年度匝瑳市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第5号 令和2年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第6号 令和2年度匝瑳市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第7号 令和2年度匝瑳市病院事業決算認定について、議案第8号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第7号)について、議案第9号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、以上、議案9件でありました。 この審査のため、議場において、去る9月8日午後1時から、委員16名及び9月9日午前10時から委員15名、執行部から市長、副市長、教育長、代表監査委員病院事業管理者及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 議案第1号では、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第2号では、天神山公園法面復旧業務委託について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第3号では、会計年度任用職員について、職員研修について、ホームページについて、動物適正管理指導事業について、紙おむつ支給事業について、母子健康相談事業について、匝瑳市版生涯活躍のまち形成事業について、サタデースクール事業などについて質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第4号では、徴収率、資格証明書などについて質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第5号では、質疑はありませんでした。 議案第6号では、地域包括支援センター、ふれあいデイサービス事業などについて質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第7号では、病院事業については、経営改善について、新型コロナウイルス陽性者の受入れについて、介護老人保健施設事業については、経営状況について、利用増進について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第8号では、消防施設解体等工事費について、防犯カメラ設置工事費について、家畜疾病経営維持資金利子補給金について、側溝清掃業務委託料などについて質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第9号では、質疑はありませんでした。 採決の結果、議案第1号及び議案第2号は賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第3号は賛成多数で原案のとおり本会議で認定するものと決しました。 議案第4号から議案第7号までは賛成全員で原案のとおり本会議で認定するものと決しました。 議案第8号及び議案第9号は賛成全員で原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 以上で予算決算常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(石田勝一君) 予算決算常任委員長の報告が終わりました。 以上で各常任委員長の報告が終わりました。---------------------------------------委員長報告に対する質疑 ○議長(石田勝一君) 日程第2、これより質疑に入ります。 ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第1号-第10号)・陳情(第1号・第2号)に対する討論 ○議長(石田勝一君) 日程第3、これより議案等に対する討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、議案第3号に対する反対者、田村明美君の登壇を求めます。 田村明美君。     〔16番田村明美君登壇〕 ◆16番(田村明美君) おはようございます。日本共産党の田村明美です。 太田市長から提案されました議案のうち、議案第3号 令和2年度一般会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。 令和2年度一般会計の歳入決算額は232億9,405万9,749円、歳出決算額は221億3,187万3,247円で、実質収支は9億6,377万2,917円の黒字となり、うち4億8,200万円を財政調整基金へ繰り入れ、4億8,177万2,917円を令和3年度の財源として繰り越す結果となりました。 財政調整基金は2年度末残高23億1,381万5,000円に、4億8,200万円が繰り入れられます。一般会計関連の基金残高は約50億5,000万円ということです。 歳入額が約65億5,000万円の増、歳出額が約64億円の増となったのは、1つには、広域ごみ処理事業施設整備事業の匝瑳市負担額29億687万円について、国の震災復興特別交付税21億6,076万5,000円と、合併特例債6億9,500万円の起債によって賄ったこと。2つには、コロナ対策関連国庫支出金約44億5,000万円、コロナ対応地方創生臨時交付金は7億5,500万円、特別定額給付金給付事業は35億8,000万円、子育て世帯とひとり親世帯への臨時特別給付金給付事業は9,500万円等があったことによります。 自主財源のうち、市税収入総額は約39億847万円、収納率は、滞納繰越し分を含め92.3%、前年度より0.4%上昇し、滞納となっている収入未済は約3億300万円で、前年度より3%減少、不納欠損処理は約2,486万円で、これも前年度より28.5%減少しており、新型コロナウイルス感染が社会全体に大きなマイナス影響をもたらし続けた一年でありながら、匝瑳市民の方々は日々の事業運営と暮らしの維持に努力されてきました。その結果です。 そこで、令和2年度の歳出の在り方が、努力している市民の期待に応えられているのかを検証する必要があります。 主に6つの点について述べさせていただきます。 問題点、課題ということですが、1つには、1年間の出生数は僅か155人でした。そして死去された方588人、転入580人に対し転出は687人、そして転居数は275世帯ありました。匝瑳市の人口減少化がさらに進んでおり、出生数が非常に少ないことから、まず市内産業の維持・継続が危ぶまれる事態が危惧されます。子育てしやすいまちづくり、市の基幹産業である農業の維持・継続のための施策、世代を問わない新規就農者への支援施策などなど、もっと積極的な施策の展開が必要となっています。執行部の危機意識が薄いのではないかと思わざるを得ません。 2つに、コロナ感染拡大防止が必須となっており、医療のほか介護や保育などの職務従事者の心身の負担は1年を通じて非常に重いものであったと察します。医療、介護、保育などの現場は、行政からの支援策を強く求めていたのではないか。しかし、国・県の政策実施が中心で、介護サービス事業所には一律10万円の支援金支給、そのほかは備蓄マスクの配給や寄附を受けたマスクや消毒液などの配付となっています。 コロナ感染拡大の脅威を強く感じていた時期に、行政から安全・安心のための情報発信や、高齢者などへの安否確認を含めた、電話等を使った働きかけ、また、医療、介護、保育等の職場への問合せ、お伺いなどの積極的な取組があってしかるべきだったと考えます。 3つには、匝瑳市版生涯活躍のまち形成事業に対し、令和2年度の市の負担額は起債334万円と一般財源427万円、合わせて約761万円、生涯活躍のまち形成事業最終整備事業である地域交流施設の整備を行うことが中心ですが、これまで生涯活躍のまち形成事業に公費を多額に投入してきた、その成果についての検証が弱いのではないでしょうか。 事業に公的財源を投入する目的は、都市から人を呼び込み、飯倉地域のまちの活性化を図り、それが匝瑳市の活性化につながるという構想ではなかったでしょうか。 特別養護老人ホームが開設されました。この開設には市民が入所できるという期待がありましたが、現在、結果はどうでしょうか。匝瑳市民にとっての利益、利便性についての検証が必要です。市長から、事業主体の法人に対しもっと要請すべきと考えますが、いかがなものでしょうか。 4つに、国からコロナ対応地方創生臨時交付金7億5,526万3,000円の歳入がありましたが、主に小・中学校ICT環境整備で1人1台タブレット事業地域応援クーポン券発行事業に向けられたと私は認識しています。臨時交付金を財源に、とりわけ医療、介護、保育などの事業者や従事者に対して支援金支給事業も行う必要があったのではないでしょうか。 5つに、中小企業緊急支援給付金農林漁業緊急支援給付金制度を市のコロナ対応支援事業として設置したことは評価できます。しかし、農林漁業給付金については制度設計に問題があると私は考えています。持続化給付金の対象であっても、この農林漁業給付金が受けられない事例が多くありました。 途中、私は、中小企業緊急支援給付金と全く同様の制度にすべきではないかと改善を求めましたが、見直しは行われませんでした。対象事業者を狭める残念な結果となっています。なぜ、見直さなかったのか、納得できる理由の説明がありませんでした。 6つ目、もっとPCR検査をという検査の必要から、市の単独事業として始まった自主的PCR検査費用助成事業ですが、令和2年度中の利用実績は1名でした。制度としてどこが不十分なのか、市民の意見を聞き、喜ばれる、利用される施策にすべきではないでしょうか。 令和2年3月当初予算について、私は討論で、限られた財源をどう使うのか、市民生活の充実と向上のために、事業の優先順位の慎重な判断が求められると述べました。 銚子市内で事業を行う3市共同の一般廃棄物処理施設最終処分場整備費の匝瑳市負担金約29億1,480万円、そして事務費約993万円が令和2年度に計上され、国の震災復興特別交付税合併特例債を活用するということですが、一般財源から約7,000万円が支出されています。さらに、ごみ収集の中継施設整備や現地の附帯関連整備の負担分もいずれ追加されることが見込まれ、ごみ処理の広域化によって、費用負担が少なく合理的な事業が行われることを目的に事業展開したにもかかわらず、逆の方向になっているのではないでしょうか。 市にとって、また市民にとって重い負担とならないよう、市長に対し負担軽減努力を強く求めてきました。本年度から広域ごみ処理事業が開始されましたが、直接搬入の場合、家庭の一般廃棄物は10キロ当たり100円の費用、事業系一般廃棄物は10キロ当たり200円の処理料金へと、それぞれ大幅値上げされたことから、市民は困惑、私ども議員にも苦情が多く寄せられています。令和2年度の予算執行と計画実行の結果であり、市民負担の増大は見直すよう3市の協議を市長に求めるものです。 経験したことのないコロナ禍での行政運営、職員の皆さんの苦労は大変なものであったと察します。一方、市民の方々の行政に期待するものも大変強かったと思います。施策の展開に国・県の政策の実施だけでなく、匝瑳市の独自性を発揮していただくことを強く求めて反対討論といたします。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君による議案第3号の反対討論が終わりました。 次に、議案第3号に対する賛成者、増田正義君の登壇を求めます。 増田正義君。     〔3番増田正義君登壇〕
    ◆3番(増田正義君) 創 真の会の増田でございます。 私は、議案第3号 令和2年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論を行います。 令和2年度決算は、新型コロナ感染症対策に係る横断的な取組や広域ごみ処理施設整備事業等により、歳入総額が前年度比で39.2%増の232億9,406万円、歳出総額では40.6%増の221億3,187万3,000円と、合併以来最大規模の決算額となりました。 しかしながら、実質収入額では9億6,377万3,000円の黒字を堅持し、また、実質公債費比率、将来負担比率など、財政の健全化を客観的に示す健全化判断比率でも、国の基準を下回るなど堅実な財政運営がなされたものと評価いたします。 歳入では、自主財源として市税の徴収率が92.3%と、前年度に比べ0.4ポイント上昇いたしましたが、市税収入は前年度より4,187万5,000円減少しております。市税等一般財源の確保は、財政構造の脆弱な本市にとりましてはとりわけ重要な課題であります。執行部におかれましては、第2次匝瑳市財政健全化計画に位置づけられた市税収入確保のための様々な施策を講じながら、なお一層、財源確保に取り組まれるよう要望いたします。 また、歳出では、長年の懸案でありました東総地区における広域ごみ処理施設が完成し、本年4月から東総地区クリーンセンターが供用開始されました。環境への配慮がますます重要視される中で、ごみ処理の効率化やダイオキシン類発生の抑制と広域事業としてのメリットが最大限に発揮され、市民サービスの向上となるよう期待したいと思います。 このほか、長期にわたる新型コロナウイルス感染症拡大への対策として、令和2年度では、国の補助金等の活用の下に、市独自の支援策についても間断なく実施され、地域経済と市民生活を支援する財政措置がしっかり行われてきたものと評価いたします。 現在、ワクチン接種が進み、全国的に感染者数が減少しつつありますが、いまだに収束の見通せない状況であります。市民が一日でも早くこれまでの日常を取り戻すことができるよう、執行部におかれましても、引き続き積極的かつ効果的な支援に当たっていただきたいことを要望しておきたいと思います。 このほか、令和2年度におきましては、教育分野において、小・中学校トイレの大規模改造が計画的に進められるとともに、GIGAスクール構想に基づく小・中学校への1人1台パソコンが整備され、教育環境の充実が図られたところであります。 また、保健分野では、産後の母親に対する心理的、身体的な支援等を行う産後ケア事業が創設されるとともに、防災分野では、災害時における情報伝達手段の確保として小学校の体育館等に公衆無線LANの環境整備が行われるなど、新たな事業にも積極的に取り組まれており、太田市長が市政運営に当たり掲げた「一つ上のまちづくり」が着実に進められております。 しかしながら、経常収支比率は昨年と同様94.5%と、依然として高い数値であり、本市財政の硬直化が続いております。 今後、少子高齢化の進展に加えて、社会保障分野における行政サービス等の需要増大が見込まれる中で、人口減少等に伴う地域経済力の低下により、一般財源の確保がなお一層厳しくなることが懸念されております。 私としましては、財政調整基金に頼ることなく、限られた財源の中で効率的、効果的に財政を運営していくことが喫緊の課題であると考えます。 本定例会では、本市の財政状況と今後の対応等について、執行部からの詳細な説明があり、太田市長からは、財政健全化に向けて全庁体制の下、スクラップアンドビルドを徹底し、なお一層歳入の確保と歳出の削減に取り組むとの決意が表明されました。太田市長をはじめ執行部におかれましては、今後も市財政健全化計画を推進されまして、将来にわたり持続可能な財政運営の転換に向けて、最大限の努力を払われるようお願いするものであります。 以上、申し上げたとおり、私は、議案第3号 令和2年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと考えます。 議員諸兄の御賛同をお願いし、賛成の立場から討論を終わります。 ○議長(石田勝一君) 増田正義君による議案第3号の賛成討論が終わりました。 次に、陳情に対する討論を行います。 陳情第1号及び陳情第2号に対する賛成者、田村明美君の登壇を求めます。 田村明美君。     〔16番田村明美君登壇〕 ◆16番(田村明美君) 日本共産党の田村明美です。 陳情第1号、陳情第2号、これは採択すべきという立場で賛成討論をさせていただきます。 まず初めに、陳情第1号 辺野古新基地建設の中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い、憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情書、この陳情の要旨及び趣旨については、私はおおむね賛同し、提出を求めている意見書案の文章については異論がないことから、陳情を採択し、意見書を、衆議院、参議院の国会議長及び関係各大臣に提出すべきと賛成します。 陳情は、辺野古新基地建設工事の中止、普天間基地の運用停止を求めるものです。また、沖縄戦の戦没者の多くの遺骨が残っている沖縄島の南部から埋立用の土砂を採取することは、戦没者の尊厳を損なうものであり認められないと、地元県民として当然の意思を示しています。 2019年2月、辺野古米軍基地建設のための海洋埋立ての賛否を問う沖縄県民投票で投票総数の7割以上が反対の意思を示した。しかし、現在も埋立工事が強行されている。沖縄の県議会や市町村議会、多くの県民が、沖縄戦戦没者の遺骨が残る土地から採取した土砂を埋立てに使用することに抗議を行っている。また、普天間米軍基地の返還は、沖縄県民の長きにわたる念願であり、日米間の協議機関である沖縄に関する特別行動委員会において決定したものである。 憲法第41条は、国政の重要事項は、国会が法律で決めなければならないとし、また、憲法第95条は、一つの地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができないとしている。ところが、名護市辺野古に新基地を建設する国内法的根拠は、2006年5月30日と2010年5月28日の内閣による閣議決定のみであり、これは憲法第41条、憲法第92条、憲法第95条に違反するものである。 国連の人種差別撤廃委員会は、2010年に沖縄における軍事基地の不均衡な集中は、住民の経済的、社会的、文化的権利の享受に否定的な影響があるものであり、現代的形式の差別だとの見解を示している。 日本国憲法が保障する法の下の平等及び差別の禁止に反し、沖縄の人々の幸福追求権や平和的生存権を侵害していると考えられる。 安全保障の議論は、日本全体の問題であり、返還が決まっている普天間基地の第3施設が国内に必要か否か、さらに一方的な押しつけの集中とならないよう、国民全体で議論、解決すべき問題であるという趣旨であります。そして、これが理由ということで、説明となっています。 論理としても当然であると私は考えます。採択に賛成するものです。 総務委員会では反対多数ということで否決の報告がありました。しかし、分かりやすい内容、当然の内容ということを、賢い議員の皆さん、もう一度見直していただいて、採択賛成に賛同いただくようよろしくお願いします。 続いて、陳情第2号 政府に「再審法改正」を求める陳情書の採択賛成討論を行います。 陳情理由では、刑事事件において冤罪の可能性が疑われる事例について、一度確定した判決の再審決定までの期間があまりに長期にわたっている。また、裁判所の再審決定が出されても、検察官による不服申立てによって再審開始が延期されたり取り消されたりしており、その間、非常に長期にわたって、当事者、被疑者の身柄が拘束され続ける。 弁護士も関わり冤罪の可能性が疑われる場合は、速やかに再審開始の手続が行われるように、刑事訴訟法の再審規定を明確にするための法改正を求める意見書を、この議会から提出していただきたいということです。 この法改正については、これまでにも国会でも取り上げられ、冤罪事件報道でも度々問題点、課題点として取り上げられ、改正の機運は高まりつつありますが、なかなか具体的に進んでいかない。そこで、地方議会からも深い関心を持っていただき、意見書提出をしていただきたいということです。 無実の人を救済するのに長い年月がかかってしまうのは、1つには、刑事訴訟法の中で再審を申し立てた後の取扱手続について条文が明確になっていないため、担当した裁判官によって対応が全く違ってくるという法の不備があること。2つには、検察官が持っている証拠、これは警察が捜査して得た証拠ですが、その全てを弁護側にも開示することを明確にする必要があること。3つには、裁判官が再審開始決定を行ったら、検察は不服申立てせずに速やかに再審開始となるようにすること。これらの法整備をすることを求めています。 刑事訴訟法は、第435条から453条までが再審についての定めとなっていますが、手続については一切触れられていません。 冤罪事件と言われるものの事例を紹介させてください。 死刑囚袴田巌さんの再審請求事例です。1966年、清水市内のみそ工場で働いていた元プロボクサーの袴田巌さんが4人を殺し、放火した容疑で逮捕されましたが、当初の裁判のときから無罪を主張、しかし、1980年、最高裁で死刑が確定。1981年、再審請求を申し立て、日本弁護士連合会やプロボクサー有志らが支援を始めました。2008年、最高裁は再審請求を棄却。そのため、弁護側は第2次再審請求を静岡地裁に申し立てました。2014年、静岡地裁は再審開始を決定し、刑の執行を停止して本人を仮釈放しました。しかし、2018年、東京高裁が再審開始決定を取り消します。2020年、最高裁は、東京高裁の取消決定を取り消し、東京高裁に差し戻しました。現在も袴田さんは死刑囚のままです。 この陳情項目にあります検察官が持っている証拠の全面開示、また検察官の上訴の禁止や制限といったことが含まれた意見書を採択した議会は、県内では、分かっているのでは流山市議会が全会一致で、3月議会で採択しました。また、東金市議会でも採択されました。茨城県では44市町村のうち、13市4町2村、合計19の市町村で採択されています。身近なところでは、東海村、鹿嶋市、土浦市、石岡市、取手市、牛久市、つくば市などなどです。そして、これらの議会が陳情を採択し、意見書を提出しています。 茨城県で多数になっている理由として、1967年に茨城県内で発生した強盗殺人事件で逮捕、投獄、無期懲役の判決が確定した桜井さんと杉山さんの2人が冤罪であると再審を求め続け、2009年に再審開始、2011年に無罪判決が下り、確定しました。布川事件といいます。この布川事件の経緯が茨城県民、また、地方議会議員の方々にもよく知られていることが、意見書採択に反映されているのではないかと考えます。 以上のことからも、この陳情を採択、賛成していきましょう。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君による陳情第1号及び陳情第2号の賛成討論が終わりました。 以上で通告による討論は終わりました。 栗田剛一君。 ◆13番(栗田剛一君) 今日たまたまここへ座ったときに置いてあった、当初私が質問したパークゴルフ場の砂の立米数の件だと思いますけれども、説明がないまま、ぱっと置いてあるんですが、ちょっとお聞きしたいのは、ゴルフ場を造成するときに、この金額は幾らで見積もって、幾らで設計したのかを教えていただきたい。 ○議長(石田勝一君) 栗田剛一君の発言の趣旨は、質問に対する資料の内容、中身がそのとおりでないと、中身が伴っていないと、こういうことですか。 ◆13番(栗田剛一君) 答えは書いてあるんですが、結局、その答えを出すためにどういうふうな見積りをしたのか。それが、見積金額が分からないので教えていただきたいわけです。 ○議長(石田勝一君) 暫時休憩いたします。そのまま。 △午前10時46分 休憩--------------------------------------- △午前10時47分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 栗田剛一君に申し上げます。質疑応答については、再議になる可能性もありますので、今回における発言については打ち切ります。 以上で通告による討論は終わりました。 以上で討論を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第1号-第10号)・陳情(第1号・第2号)の採決 ○議長(石田勝一君) 日程第4、これより議案等の採決をいたします。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号)について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり承認されました。 議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第6号)について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり承認されました。 議案第3号 令和2年度匝瑳市一般会計歳入歳出決算認定について、本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり認定されました。 議案第4号 令和2年度匝瑳市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり認定されました。 議案第5号 令和2年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり認定されました。 議案第6号 令和2年度匝瑳市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり認定されました。 議案第7号 令和2年度匝瑳市病院事業決算認定について、本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり認定されました。 議案第8号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第7号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号 匝瑳市使用料、手数料、占用料等条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、陳情について採決いたします。 陳情第1号 辺野古新基地建設の中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い、憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情書、本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって、本件について、採択に賛成することについて採決いたします。本件について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立少数であります。よって、陳情第1号は不採択と決しました。 陳情第2号 政府に「再審法改正」を求める陳情書、本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって、本件について、採択に賛成することについて採決いたします。本件について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立少数であります。よって、陳情第2号は不採択と決しました。 暫時休憩をいたします。 △午前10時54分 休憩--------------------------------------- △午後1時00分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △資料の配付 ○議長(石田勝一君) 市長から、資料として、1、令和3年度一般会計9月補正予算(第8号)の概要、以上1件の提出がありましたのでこれを許可し、各議席に配付しました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) お諮りいたします。本日、市長より、追加議案として、議案第12号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第8号)について、議案第13号 令和3年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第3号)について、以上、議案2件の送付があり、これを受理いたしました。 休憩中に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、議案2件について、本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、追加議案2件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、追加議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △議案(第12号・第13号)の上程-採決 ○議長(石田勝一君) 議案第12号及び議案第13号を議題とします。 市長の提案理由の説明を求めます。 太田市長。     〔市長太田安規君登壇〕 ◎市長(太田安規君) 皆さん、お疲れさまでございます。 議員の皆様方におかれましては、大変御多忙の折にもかかわりませず、引き続き御参集を賜りまして、心から感謝を申し上げます。 本会議に提案いたします追加案件は議案2件でございます。ただいまからその提案理由を申し上げます。 議案第12号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第8号)について 本案は、歳入歳出それぞれ5,186万7,000円を追加し、令和3年度匝瑳市一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ154億7,049万3,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第13号 令和3年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第3号)について 本案は、令和3年度匝瑳市病院事業会計予算のうち、収益的収入及び支出につきまして、それぞれ434万円を追加し、総額をそれぞれ28億8,634万円とし、資本的収入及び支出につきまして、それぞれ2,480万円を追加し、収入の総額を2億2,235万5,000円とし、支出の総額を2億6,196万8,000円といたしたく提案いたした次第であります。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。慎重御審議をいただきまして、御可決を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第12号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第8号)についてを議題とします。 質疑を許します。 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 何点かお尋ねします。 歳入の部なんですが、4,000万円ぐらい歳入で臨時交付金、この臨時交付金の歳入の根拠と、その下の衛生費指定寄附、何人の方からどういう形で寄附をいただいたかと。 それと、今回もまた財政調整基金を繰入れしていますが、最終的には財政調整基金は決算から見たら、今回この繰入れをした場合にはどのぐらいの残高になるか。 それとまた、歳出のほうで、保育園費のほうのですが、蛇口を非接触型にすると、これは何個ぐらいをやるかということと、次に、保健衛生費の病院事業会計補助金の内容と、それとPCR検査をする機械は市民病院で購入したかどうかというようなことも、購入する予定があるかということもお聞きしたいと思います。 次に、予防費の関係も、検査費用の助成金、この前1万円とかっていう話があったんですが、それを延ばすとか、そういうような関係もこれに含まれているのかということと、この商工費4,000万円ですか、継続支援金、これはどんな根拠で何件ぐらいを支給する予定かということと、それについてちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 私からは臨時交付金につきまして御答弁申し上げます。今回の臨時交付金につきましては、8月23日に、県を通じまして臨時交付金の限度額が示されましたので、その後、市独自支援策の検討を進めてまいりました。その結果、本日、補正予算を提出した次第でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、私のほうからは寄附金のことについてお答えをさせていただきます。 250万円の寄附金でございますが、8月27日に、株式会社TKC様より、地域における感染予防対策費に役立てていただきたいということで寄附をいただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) ただいまの財政調整基金残高見込みという御質問でございますけれども、第8号補正で866万5,000円繰入れをいたしますので、残高の見込みといたしましては18億1,929万5,000円となる見込みになります。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。 ◎福祉課長(畔蒜稔行君) それでは、私のほうから保育所の水栓の数のほうですが、24本予定しております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、私のほうからは病院事業会計の助成事業について御説明をさせていただきます。 この助成金につきましては、市民病院の発熱外来、コロナ病棟スタッフの職員のPCR検査の費用でございます。週1回、9月から3月までの7か月間の費用に係るものを助成する事業でございます。 続きまして、PCR検査の関係を御説明させていただきます。 PCR検査の助成につきましては、現在9月30日を期限といたしまして、助成をしておるところでございますが、8月の新規感染者の急拡大及び今後を見通せないコロナの終息に向けまして、市民の皆様の安心と感染予防を考えまして、10月1日から3月31日の期間、これまでと同様1万円の費用の助成を延長するものでございます。 対象といたしましては、これまでの一般市民、介護等の入所施設、またグループホーム等の施設に追加をいたしまして、介護の通所の施設及び保育所及び障害者施設の通所施設の職員に係るものを追加した次第でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) それでは、市民病院のPCR検査機器を購入するかどうかという御質問にお答えさせていただきます。 市民病院のほうではPCR検査機器を購入するということで、もう既に購入手続は終わっておりまして、今納品を待っているところです。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、私からは予算書の10ページ、商工費、市中小企業等事業継続支援金給付事業について御説明させていただきます。 この事業は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、売上げが大幅に減少している市内の中小企業や個人事業者に対しまして、事業の継続、立て直しのための支援として支援金を給付するものでございます。 要件といたしまして、1、千葉県中小企業等事業継続支援金、以後、県支援金と呼ばせていただきますが、この支給を受けていること、これが一つの条件になります。あとは、市内に事業所を有すること、引き続き市内で事業を営む意向があること、暴力団等の反社会的勢力または反社会的勢力と関係を有するものでないこととなっております。 支給額は10万円でございます。1事業者1回に限らせていただきます。 予算要求額の負担金、補助及び交付金の4,000万円でございますが、県支援金の担当課に問い合わせましたところ、8月分の匝瑳市からの申請件数が75件ということでありまして、それが8月から12月までの5か月でございますので、約400件という計算の下に、400件掛ける10万円で4,000万円の計上をさせていただきました。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 先ほど、歳入のほうの地方創生臨時交付金の関係なんですが、これはどんな根拠で匝瑳市はこの額になるんでしょうか。 それと、PCR検査を買う予約をしたというんですが、予算的にはそれは今市民病院のほうは持っているかということと、何台か--1台だと思うんですけれども、どのぐらいの額のものを買う予定でしょうか。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、臨時交付金の根拠ということで御質問を議員からいただきましたので、その点につきまして御答弁申し上げます。 今回示されました臨時交付金につきましては、事業者支援分ということで3,505万5,000円、それから一般分といたしまして564万7,000円が示されております。こちらの事業者支援分につきましては、市内の事業者数に応じて配分されたというふうに伺っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) PCR検査機器の予算の関係からまずお話ししますと、今回、第3号補正で提出している補正予算のほうにPCR検査機器等の購入ということで予算計上させていただいております。 今回、PCR検査機器の購入に当たっては、県の補助事業ということで、県の100%補助事業を活用しているんですけれども、その補助事業のほうが、9月いっぱいに機械が納品されることというのが条件になっておりましたので、現計予算の中でやりくりをさせていただいて、発注はさせていただいております。 まず、機械はどのようなものかというと、一度に4検体まで検査できるもので、それを2台購入しています。金額としては2台で770万円ということになっております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 今回は、歳入に当たっての、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これは今年4月に政府のほうで決めた流れの交付金なんですか。そこら辺をちょっと確認お願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 議員がおっしゃられるように、この事業者支援分につきましては、本年4月に国が創設いたしました分でございまして、4月に創設した際には、広域的な観点から取り組むことがより効果的であるという考え方から、都道府県のみに配分されたということになります。 その後、緊急事態宣言あるいはまん延防止等重点措置によりまして、経済活動への影響が全国的に生じているということから、その影響を受ける事業者に対しまして支援に取り組むということで、市町村の取組を後押しするというような考え方から、交付金の対象を市町村に拡大したものと伺っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) これは4月に創設されたということで、いろいろな事業者支援分というのが非常に最近数多く出てきておりまして、また近々、多分4月のやつというのは創設の資金として、各都道府県の割当ては別として総額3,000億円分というやつと、私は今説明から取りましたけれども、また今般、事業者支援分ということで都道府県に2,000億円、市町村に1,000億円を追加交付することとしたという話を聞いておりますんで、また次もあるということで確認させてもらいたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 次の事業者支援分の交付につきましては、国のほうからまだ情報をいただいておりませんので、この場ではお答えすることができませんので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかにございませんか。 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 何点か確認させてください。先ほど林議員からありました、中小企業等事業継続支援金ということで4,000万円、1件当たり10万円で400件ぐらいあるという話を伺いました。匝瑳市の企業、個人事業主も含めてなんですけれども、登録されているのは何%ぐらいあるのか。400件というのが全体の何%になるのかということを確認させてください。 あと病院への事業なんですけれども、次の議案で質問したほうがいいですか、それともこの議案で聞いたほうがいいですか。病院会計のことなんですけれども、先ほど来、病院のことについては質問しているようですけれども、この金額が次の議案に行くんで、次の議案かなと思いながらいるんですけれども……。 ○議長(石田勝一君) それは武田さんの判断であれしてください。 ◆9番(武田光由君) じゃ、ここで聞かしてください。 PCR検査の検査機器を購入することで、今までは外部に委託していたということだと思うんです。結果が約1日半ぐらいかかって、なかなかすぐ判断できなかった。しかしながら、今回は検査機器を購入することによって、早く結果を見ることができるということだと思います。 そういった中で、今後、購入することによって伝達が早くなるんですけれども、その辺のルールづくりというんですか、患者さんを含めて濃厚接触者への伝達というのは、新しいルールというのはつくられたのかということをちょっと確認させてください。 あともう1点、病院のほうでコロナ患者に接触したであろう病院職員、看護師さんを含めて週に一度検査をするということであります。従来からこのことは、病院としてやっていたものか。また、今までの国からの補助金の中にそういったものも含まれていたんではないかなと私は思うんですけれども、その辺、あえて今回、していなかったんでやりますよという予算計上なのか、確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 400件という数字につきまして、中小企業の何%かということでございますが、中小企業全体の数字が手元にございませんですが、この400件につきましては、中小企業とそれプラス個人事業主、この方も、県の支援金を受けていれば対象になると。あとは農業関係の方も対象になりますので、400件は計上いたしましたが、中小企業のうちの400件という数字ではないということで……。     (「全体での何%ですか」と呼ぶ者あり) ◎産業振興課長(武田英樹君) 全体ですか。     (何事か発言する者あり) ◎産業振興課長(武田英樹君) じゃ、調査いたします。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) PCR検査機器を購入してからのということで、濃厚接触者への伝達等のルールづくりということでございましたが、まず、この検査機器を入れることで、今まで外部に委託していましたので、夕方出して次の日のお昼ぐらいに結果が分かるということでしたけれども、今後は約1時間半で結果が分かるようになります。 仮に、当院で検査した方が陽性だった場合には、その陽性だった方には御報告をしますし、併せて保健所への連絡をします。濃厚接触者のあぶり出しといいますか、そういう作業は保健所がやる作業ですので、当院では陽性だった方への連絡と保健所への連絡でとどまる、その先は保健所のほうが今でも仕事をされておりますので、そういう業務分担ができております。 コロナに接触した職員等の検査の関係ですけども、これまでも明らかに--明らかにというのは感染が疑われるような、心配されるような接触をしてしまったという場合には、病院内でのPCR、もしくは抗原検査を行っておりました。けれども、定期的な検査というのはやっておりませんでしたので、定期的な検査についてはこれからが初めてということになります。 これに関して国の補助があったんではないかというお話でしたけれども、国のほうで明確にこれに対する補助というのは、メニューとしてはなかったですけれども、包括的な意味で、こういったことも国からの補助金の対象にはなる、去年であればなったと思います。今年度はちょっとそれに関して国の補助はないものですから、これに関しての補助はないということです。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 産振のほう、数値が出てないということなんですけれども、国からの事業者向け、個人向けの補助金等、一律10万円の特別定額給付金から始まって、ある意味、GoToトラベルなんかも事業支援ということだと思います。あと、個人の緊急小口資金、それから総合支援金、それから事業者向けの一時支援金、月次支援金、これは国が直なんですけれども、あと児童が学校を休んで、父兄の方が休まざるを得ないときに出る支援金、また、これが雇調金ですか、雇用調整基金、そういったものが国から個人に行っているわけですけれども、市が直でやっている分は分かるんですけれども、それ以外に国が直、または県が、県だと市が携わるんでしょうけれども、国からの支援がどの程度、企業、個人に行っているという数値的なものというのは、つかめないのかなと思いながら、その辺が分かりましたら確認をさせてください。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 質問にお答えいたします。 国からのそういう補助金、助成金の金額については、こちらのほうでは数字を持っておりません。また、県のほうの事業でございますが、事業をやっている最中の数字はちょっとまだ教えられないということで、県のほうに問い合わせてもそういう返事をいただきますが、事業が終わったものに関しては、事業によってはその数字を教えていただけるというようなことでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) いろんなメニューがあって、個人であったり、事業主であったり、また、市の市民サービスのためにいろんな事業を起こすんですけれども、コロナ対策という意味で、一般質問でもさせてもらったように、コロナにかかってしまった家族、家庭、県が誰なんだということを情報開示ができなかったのが、今回、こういったサービスだったらできるよという、そういった事業には、例えば食料品にしても、従来、インスタントラーメン、体の具合の悪い人にインスタントラーメンではちょっと厳しいなということを思ったり、もう少しいいものをあげたいなという思いがあるものですから、そういった困っている方への支援ということで今回の事業があるんですけれども、その辺を含めて今後きちっと対策として努めていただきたいと思いますんでよろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 1点、御質問させていただきます。 感染症検査費用助成事業575万円、市民へのPCR検査の助成という部分で質問させていただきたいと思うんですが、今回、対象拡大ということが先ほど言われましたけれども、これは市内の企業で働いている方に対する支援といいますか、PCRの助成ということでは何か考えておられるのかどうか。 昨今、濃厚接触者ということで保健所から認定されれば、それは保健所行政の中での検査という対象になろうかと思うんですが、なかなかそうしたケースが、濃厚接触者となるケースが少なくなったんではないかというような新聞報道もありました。 これはきちんとした対象範囲の中で保健所が認定されていることだとは思うんですけれども、やはり今非常に皆さんが不安になっているのは、そうした職場の中でのクラスターというんでしょうか、そうした集団感染というのが、改めてまた浮き彫りになっております。そんな中で市民、そしてまた市内の企業ということに対しての対象拡大をお考えになられているかどうか、1点お聞きしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 現在提案しております助成事業につきましては、市内の市民の方を対象にということで、一般の方につきましては市民の方を対象ということで、企業という捉え方ではございませんで、あくまでもそこに働いていらっしゃる市民の方を対象ということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 分かりました。 それで、その上での質問なんですけれども、そうした状況の中において、市内の企業で働いているような市民の方、そうした方が不安になった場合に、やはり企業として実際検査になる場合もあると思うんです。 ただ、そうした企業で検査をした場合には、やはり領収証等の宛名も企業ということになってしまいますので、この辺の市民の振り分けというのはなかなか行政のほうでこうしろ、ああしろということは言えないと思うんですけれども、企業の中でも市民が不安になれば、こういった助成がありますよということを、ぜひ広報していただきたいなと思うんです。 今までの助成につきましても、やはりある程度そうした助成を必要としている方がおりましたけれども、様々な質問の中でもありましたが、活用された方というのは非常に少なかったのかなという、私自身は印象を持っております。 ですから、せっかくこの費用助成が延長されましたので、そうした広報ということについてより一層の拡大広報といいますか、企業さんに向けても、市民の検査の場合にはこうした助成がありますよということを、何らかの方法で検討していただきたいと思いますが、その点お聞きいたします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 この補正予算が可決された際には、広報そうさであったり、市のホームページであったり、そういった詳しい内容をお知らせしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) よろしくお願いします。 それとあと、市内では市内事業者等の関係ですか、そうしたことも商工観光課、商工課のほうでもあると思いますので、課を横断していただいて、そうした広報につながるようにしていただきたいと思いますが、その点だけ確認をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 議員がおっしゃるように中小企業は産業振興課のほうが担当しておりますので、こちらと連携を図りまして広く広報できるようにしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 先ほどの武田議員の御質問にお答えいたします。 統計そうさの令和2年版の数字でございますが、事業所数が1,620ということでございますので、400件につきましては25%ということでございます。 以上です。答弁が遅くなって申し訳ありませんでした。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆12番(浅野勝義君) 確認させてください。 先ほど課長のほうから、中小企業等事業継続支援金について御説明いただきました。売上げが大幅に減少している企業に対して10万円の助成をするという御説明でありました。売上げが大幅に減少していると、これはどの時期を対象にして売上げが大幅に減少しているのか、今回補正でありますから、何か緊急を要するから補正を組んだと思われますが、その辺についてお尋ねいたします。教えてください。
    ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それではお答えいたします。 この支援金につきましての要件といたしまして、県の支援金の給付を受けているということでございます。県の支援金のほうでございますが、売上げが昨年もしくはその前の年の4月から8月、いずれかの一月の売上げが、今年の売上げですね、30%以上落ちていると、減少しているということが、県支援金のほうの対象となるということでございますので、30%以上減をしているということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆12番(浅野勝義君) ありがとうございました。 補正ですね、国庫支出金ということで3,500万円だということが原資で、このように支援金を支払うということは分かります。約400件を対象としているということも分かります。私が分からないのは、先ほど、林明敏君の御質問の中に、繰入れを含めて財調が現在約18億円だということで、今回の決算においても繰入れがなければ、実質は赤字団体ですよ、匝瑳市はね。やりくりによって何とか黒字に見せかけているという財政状況だと思うんですよ。 そういう中で、一般財源から大枚500万円を捻出しなきゃならない理由を教えていただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) ただいまの浅野議員の御質問にお答えさせていただきます。 500万円を一般財源からの捻出という御質問でございますけれども、まず、この事業の事業費といたしまして4,010万6,000円の見込みでおります。その内、新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金、こちらが事業者支援分といたしまして3,505万5,000円が示されておりますので、この事業を実施するためには残りの500万円を一般財源から捻出するということでございます。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆12番(浅野勝義君) 理由として、確たる理由というのが自分には聞こえなかったんですが、いずれにしても、この500万円を捻出、逆にしなければならない理由というのは、国のほうの国庫支出金を頂戴しているわけで、その中においては、これも確認ですが、国がこれだけ支出しているから、市としてもこれだけしなさいと、そのような指示は別にあるんですか、ないんですか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 この残り500万円の支出については、国から支出しろということではございませんでした。市の判断でございます。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 先ほど、浅野議員からの御質問でございますが、もしかすると、私ちょっと言い間違えてしまったかもしれませんので、確認で発言させていただきます。 令和3年4月から9月までの一月の売上げが、昨年もしくは一昨年の同月と比べて30%以上落ちているという条件でございます。 以上です。申し訳ありませんでした。9月でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 9月補正予算(第8号)ということで、詳細はここに計上されていないんですけれども、今回はPCR検査費用助成ということが結構中心になっているんですが、市民の方から、40代、50代の現役勤労者がワクチン接種の予約が取れていないという事例を何人からも聞きました。それで、大変心配しているし困っている。 改善策として、電話での予約の受付も土日休日も行ってほしいということと、それから市長は努力されているでしょうが、本当に匝瑳市民のためのワクチン供給をあと1箱でも2個でも早く増やしていただきたいということです。営業をやっている方とか、そういう現役勤労者が、いまだにワクチンの予約も取れないということは、一番やっぱり危惧するところですので、健康管理課のほうでもちょっと配慮をしていただきたいということで、大枠では補正予算に入ると思いますんでよろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 現在、新規の予約の受付は停止しておる状況でございます。これ以降のワクチン入荷がまだはっきり見込めないということもございまして、次回の予約を受け付ける際には、電話で受け付ける数とインターネットで予約を受け付ける数、日数を分けまして、インターネットにつきましては日曜日の受付を開始すると。 電話につきましてはコールセンターでの受付をしておりますが、こちらの体制については一月以上前から人員体制をしいておるものですから、急に土日の勤務ということは無理でございますので、電話については平日でございますけれども、次の予約の受付を開始した際には、予約の受付が、例えば枠が埋まってしまった場合であっても、当初、高齢者の方については実施日が決まっておりませんでしたので予約の希望を受け付けまして、日程が決まった段階でお知らせするという形を取っておりましたが、今後は予約の枠が埋まった場合でもお電話のほうで予約の申込みを受けまして、こちらでワクチンの入荷次第日程をお知らせするような方法で、予約のほうを変えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 土日祝日の電話予約受付体制を1回線、電話1本でもいいですからつくっていただきたいと。それは、市の職員があらかじめいろいろそういう研修というか習得して、それでやればできますよね。コールセンターが云々ということを言っていられないではないかと。 それで、現役勤労者は業務中なんですよ、平日。そこで、私ごとのために電話するとか、それから電話を一生懸命かけたらば、もう予約いっぱいだったということを何回も体験しているわけですね。土日祝日ならば、やっぱりできる時間帯があるということで、24時間とは言いませんが、平日・休日含めて受け付けるようにしていただきたいというのは切望されました。 それから、スマホ等のネットでたやすくできるわけでもないというのと、それもまた分かりにくかったりして、自分で検索して探したときに受付していなければできないわけですよね。ですので、ネットがいいばかりではないので、気遣っていただきたい。 それから、防災行政無線で、受付をいつから始めるかということについてはしつこいほどやっていただきたいということでした。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 電話の受付でございますけれども、現在コールセンターのほうで平日の9時から4時まで受付をしておりますけれども、市の健康管理課のほうでもお電話をいただければ対応しておる状況でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかにありませんか。 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 最後の機会ということで、事務局長、PCR検査機械を2台買って、職員の定期的な検査するということでしたね、説明の中で、違いましたっけ。     (何事か発言する者あり) ◆7番(山崎等君) 職員用じゃないね、じゃ、いいです。というのは、補正の中でPCR検査の補助金を拡充するということで、1万円補助と。病院で買ったらもうちょっと、1万円じゃなくてもできるわけじゃないですか。今まで外注ですよね、100%、ほとんど。下げて、もっと補助金の人数の枠をぐっと増やしたらいかがですか。機械もやっぱり病院は稼ぎが悪いんだから、きちっとそれをPRして、市もそれに協力して、少しでも収益を上げる足しにしたらいかがですか。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 病院のほうで購入するPCR検査機器に関しての御質問であったと思いますけれども、まず、今回のPCR検査機器の購入は、千葉県の100%補助事業ということでありまして、この補助事業を受けるということは、併せて保健所が今行っている行政検査の一部が病院のほうに来るということになりますので、保健所からのそういう検査患者が病院のほうで検査を受けることになります。 あと、通常の病院で行っている発熱外来の患者さんに対する対応、あと、先ほど専用ではないと申し上げましたが、コロナ患者に対応する職員の定期的な検査ということを予定しております。 その上で、一般の、ただ、検査を希望する方をもっというか、今、病院では受けておりませんけれども、それについて受けたらいかがかという御提案だったと思いますけれども、それに関しては、現在のところすぐ一般の検査に対応できるというふうには考えておりませんで、今後の検討事項だというふうに考えております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) まさに、私もそこを聞こうと思ったんですけれども、検討って、この緊急時に至って今さら検討はないんじゃないですか。すぐに市民が緊急の場合に使えるようにする。だって、今言って、市民が心配なのに使えない。それで職員は優先的に使うという。運用は誰がやるんですか、まず1点聞きたいのは。運用やるスタッフはちゃんと決まっているわけでしょう、一般の人でも機械を扱えるんですか。 そういう体制の中で、市長を筆頭として言っているわけじゃないですか、コロナ対策に万全を期しますと。であれば、市民であればこのPCR検査機器を2台購入するんですから、そういうことを手当てを、人員を回して、使い方はどうか私もよく分かんないけれども、聞くところによるとそんなに難しくないというんですよね、私聞いたら。それを市民に開放できるような状態を、私、予算は反対しませんけれども、市長、率先して、もうすぐ使えるようにしてくださいよ。それ申し訳ないけれども、市長が答えなくていいけれども、そこが、予算をやる意味じゃないですか。 2台買って、職員、端的に40人だ、50人、コロナ対策の職員がいるとするじゃないですか、週1回やったって、1時間半で分かることをやったら、機械の空いている時間が多いということになっちゃいますよね、いわゆる通常の勤務時間帯を考えても。 だったら、もう心配になっている人は、それはPCR検査、一時、重病の人は料金もらえないとかいろいろテレビでももめていましたけれども、もう一定料金のものをもらうならもらって、PCR検査がきちっとできるような体制を、市長をはじめ緊急事態対策室で大至急検討してもらえないですかね。もし、答えられるんだったら、副市長でも何でもいいですよ、答えてくださいよ、これ。このままじゃまずいよ、これ。予算は賛成しますよ。何とか、前向きな答えをまずいただきたいと。 それから、武田さん、さっきの中小企業の件なんだけれども、それで例えばほかから、400件ならいいんだけれども、それ以上来ちゃった場合はどうするのか。要は増えちゃった場合ね。まだちょっと企業もおかしいところ多いから、そういうものをどうするのか、きちっと対策は考えているのか。 それから、それに対する周知をどうするかという、要は400件に直接県がもう登録して分かっているんだから、そこに手紙を出して、すぐもらえる体制にしてすぐ配るのかどうかとか、そこをちょっと一歩踏み込んで、分かる範囲でお答えいただきたいと思うんです。 今、向こうにちょっと調整しているから、武田さん、先に、議長、答えられるならそれを答えてもらって、お願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今のPCR検査機器の有効活用ということで、運用ですね、ということで御質問いただいたところでありますけれども、先ほど申し上げましたように、まず今後、今までよりも県からの行政検査の依頼が相当数増えると思います。これが県の補助を受ける要件となっておりますので、その上に、発熱外来の患者さんを診ているというところで、病院のほうもなかなかスタッフに余裕がない状況です。 検査は誰がやるんだということでしたけれども、それは検査技師のほうが行うということになっておりまして、現在4名体制でいますけれども、通常の診療時間帯はエコー検査ですとかいろんな検査をしている中での、その検査技師でないとその機械を扱えないものですから、そういったところで、なかなか今すぐに一般に広く検査を希望する方のところまで、市民病院として手を広げることができるかというと、なかなか難しいですけれども、今後、PCR検査機器が実際に運用されまして、その運用していく中で、そういった検査に取り組んでいけるかどうかについては検討していきたいと考えているところです。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 400件を超えた分ということでございますが、申請が400件を超えた分につきましては、財政課、企画課と検討して、補正で対応することができるかという検討をさせていただきます。 あと、周知につきましては、市のホームページ、広報そうさ10月号で周知するほかに、昨年度実施いたしました中小企業緊急支援給付金、また農林漁業緊急支援金の受給された方に、制度概要を郵送にてお知らせをするということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 今、太田局長に答えていただきましたけれども、市長、確かに県の要綱があるにしても、やっぱりこれは市に設置するものですから、早く言えばいわゆる市民優先ですよね、市民優先で、県の仕事も優先しながら、やれる範囲でそれは早急に対策室で検討を、市長、してもらえませんか、1点。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 私も意見のやり取りを聞いておりまして、県民イコール市民であります。購入して、どのくらいの稼働が、県のほうから来るのかということもちょっと把握できないという状況もあろうかと思います。しかしながら、やはり市民の皆様が一番不安になっておるPCR検査を受検したいということにつきましては、そういう方々が一人でも多く、市民病院で検査ができるように、ひとつ、やれということで申し伝えさせていただきます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) この後は答弁結構ですけれども、恐らく県内同じ形でみんなやってくると思うんですよ。だから、PCR検査機の県内に対する絶対数というのは増えるわけですから、御存じのように、昨今、近日中は大分減ってきているのは事実ですけれども、でも、ここで気を許さないために、やっぱり空いている時間をうまくそれを有効にして、検査技師さんには申し訳ないんだけれども、市長が管理者と話しして、多少残業してでも、そんな残業手当は誰も反対しませんよ。そこをうまく利用してもらうようにお願いして、質問を終わります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって、議案第12号の質疑を打ち切ります。 議案第13号 令和3年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 病院事業費用の医業費用の材料費、診療材料費ということで感染対策用診療材料費なんですが、具体的にどういったものなんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) この診療材料費につきましては、今回、市のほうからの補助金と同額になっているわけですけれども、PCR検査で行う試薬、その購入費ということになります。 ○議長(石田勝一君) ほかにありませんか。 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 補正の中にダイレクトに関係するものじゃないんですけれども、ちょっと事務局長にお尋ねしたいのは、コロナ関係で、うちの病室5床、これをコロナ対策で助成して、改築を終わって、当初は軽症扱い、今は中症扱いになってるんですよね。 それで、今議会の始まる冒頭の報告の中で、入院調整という形で相当な数が上がっていながら、市民病院の5床というのはそんなに使っていなかったと私は記憶しているんですけれども、これは何ですか、保健所から依頼があって、市民病院が断っているんじゃないの、対応ができないからと言って。この間、文教の委員会でも言ったんだけれども、今、点数が3倍から4倍になっているんですよ、中症患者の。何が営業努力しているの、それが本当だったら。そこをちょっと聞きたい。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今の、コロナ陽性患者の受入れの5床ということについてお答えをさせていただきたいと思います。 まず、市民病院が断っていて患者が少ないのかという点につきましては、最大5床のうち4床まで今回も使用しました。ただ、2床はトイレのない個室になっておりますので、どうしても、トイレを使わないで済む、要は寝たきりの患者さんに限られる部分がありますので、3床は常に使っても、残りの2床についてはちょっと患者さんが限られるという状況になっています。それでも今回の8月からで、最大4床は活用しました。 患者さんを断っているから少ないんじゃないかということにつきましては、当然、保健所なり県の医療調整本部からの照会に基づいて、こちらで患者さんの様子をお伺いした中で判断をしているわけなんですけれども、その中で、当院で受けられる患者さんについては当然受けております。当院ではちょっと難しいなということでお断りすることは当然あります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 都市部においては、非常に病院が惨たんたる、医師も含め、看護師も含め、そういう状況の中で、対コロナについて闘っております。その中で、やはり協力できるものは、うちの病院も助成いただいております。それは、逆に手を挙げてでも患者の収容とか、そういうものに努力していくべきではないかなと私は思って、前回、文教委員会のときも、入所者はまだ1名、その当時1名、マックス4人というのは過去の話、現状は現状で毎日変わっているわけでしょうよ、違いますか。 そういうものを踏まえた中で、はっきり言って、人命を、いわゆる公的病院が積極的に受け入れなかったら、私立病院だって今一生懸命やっている時代で、そういう意味で中央病院も含めて、できるものはうちの病院でも協力をするという心がね、病院へ私最近行っているんですけれども、私の病気じゃないんですけれども、非常に何かそういう頑張るぞという感じがうちの病院は見えない。平和ですよ。えっ、世間一般がコロナであたふたしているのに、うちの病院は何なのかなと。きちっと管理されていると言えばそれまでなんですけれども。 ここ、議会に来ても、局長、市の職員はああいう技術系のところでは言えないんだよな、言えない、医師にも看護師にも。言いづらい、それは私も分かっていますよ。だけども、ここに来た以上は、それを背負って現場に帰ってきちっと言ってもらわなきゃいけない。私の個人的意見は、それは除外されても結構ですけれども、そういう流れの中できちっとやって、建て替えなんて二の次だ、そんなものは。 心構えと、そこの職員が一致団結してなければ、こんなもの建てたって、今どき、匝瑳市、あと10年後3万人を切るかもしない。どうやって維持できるの。病院がまた負債を抱えて、その分、道路から何からの総合的な市民行政サービスが低下、目に見えているんじゃないですか。古いから建て替えなきゃいけないというのは誰も承知していますよ、この議員の皆さんは。ただし、立派なものを建てて中身がすっからかんだったら何も意味ない。残るのは借金だけだ。一日一日の取組、また一回一回の答弁が大事なんですよ。議長、心構えを聞きたいです、最後。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今いろいろお話をいただいた中で、このコロナ禍でおいても、それこそ市民を守る病院であるということは当然大事だと思います。ですから、病院のほうでも、本当に発熱患者の対応ですとかもしっかりやっておりますし、また今のコロナの入院の患者の受入れに関しても、病院のほうで受けられる患者についてはきちんと受けております。 その上で、先ほども過去のことだとおっしゃいましたけれども、最大で4床、現状は全国的にも患者さんが減ってきている状況、香取海匝でも患者さんが減ってきている状況ということで、今現在入院している患者さんはいらっしゃいませんけれども、それはいつでも患者さんを受け入れられる体制を取っておりますし、コロナに対応することで、少しでも通常の医業収益の減少分をカバーしていきたいというふうに思って、事務としてもそういったところはきちんと申し上げております。 ですから、今後も、病院の建て替えということもありますように、そういったところに十分耐えていけるように頑張っていきたいというふうに考えております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ところで、PCR検査はいつから運用するの、もう注文してあると言ったよね、さっき。もう、こうなったら早くやったほうがいいと思うんだけれども、いつ頃納入予定ですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今のところ9月27日に納入される予定です。9月27日です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 来週やるのを今補正で来たらびっくりしたんだけれども、本来ならもうちょっと早くやるべきだったよね、市長、申し訳ないけれども。ということは、もう見切り発車していたんでしょう、それはいいけれども、やることだから。運用を開始したら周知も早くきちっとやってください。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 誤解のないように一応答弁させていただきたいと思いますけれども、見切り発車という話をいただきましたが、今回、県の補助事業に対応するためということで、県のほうが9月いっぱいに納品されないと補助対象にしないということでしたので……     (「その話はうちらに早く言えばいいんじゃんかよ」と呼ぶ者あり) ◎市民病院事務局長(太田和広君) 現行の予算の中で購入させていただいたということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 市民病院のコロナ対応病床の利用率ということで、現在、入院患者さんはいらっしゃらないと。それで、確かにこの1週間ぐらいはだんだん陽性者が市内でも減っているとは思うんですけれども、やっぱりネックと言うんですか、県保健所が、陽性患者さんを自宅療養なのか入院なのかホテルなのかということを全部判断するという、そこがネックというか、あるんだと思うんですね。 それはこれから改善、保健所もパンクしているから、保健所の業務に少し余裕を持たせなきゃならないというようなことで全体的な変化があるのかもしれませんけれども、一応、伺いたいのは、市のほうで保健所に対し、例えば市内陽性患者の受入れとか、病床が今空いているから受け入れられるのでどうかというような、保健所に対する働きかけというのはやっているんですか、できるものなんですか、できないものなんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 保健所に関して今病床が空いているからと、そういう働きかけというお話ですけれども、毎日毎日、病床数が幾つ空いているかというのはシステムで管理されておりまして、保健所のほうでもどこの病院が幾つ空いているという、県もそうですけれども、それは十分把握した上での患者さんの入院の依頼とかという形を取っております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 基本的なことは分かったんですが、ですから、県・市ということで、特にコロナ対応については、市は県の言うことを聞くしかないというんですか、端的に言うと。そういう縦割り行政になってしまっていて、いいことと悪いこととあると思うんです。 私など市民の感覚からすれば、その市民病院の中に5床コロナ対応病床が作られていると、ならば、市内の陽性者は市民病院で治療してもらえるねと思いたい、思っちゃうわけですよ。ところが、全くそれは、ただ公立病院に病床を確保しているというだけであって、県の指図でしかないと言い切っていいわけですね、現在は。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今、陽性患者さんの入院に関しては、全て県のほうがその采配を振るっておりますので、県の中で決めたことで各病院が受け入れると、そのような体制になっております。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆5番(平山政利君) 私のほうから、PCR検査機2台、今度匝瑳市で購入するということで、このPCR検査機、これは1日何人くらい検査できるんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) PCR検査機器自体は、先ほど申し上げましたように1台で4検体、ですから、2台ありますので、同時に回すと8検体までできます。8人分できます。それを、今の体制から考えると1日3回、それをそれぞれ回すということで24人はできるというふうに考えています。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆5番(平山政利君) そうすると、1時間半で結果がすぐ出ますよね。1日3回以上、もし、検査してくれというようなPCR検査が来た場合においては、3回じゃなくて、4回とか5回とか、そういう形は可能なんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) これはまだ運用を始めておりませんので、実際に運用を始めてみないと何とも言えないんですけれども、そこに、通常違う業務をしている検査技師がその検査に当たるものですから、それを1日そこで取りあえず3回というか、何回になるか分かりませんけれども、業務に当たるということで、ずっとそこに1人を付きっきりにするというのはちょっと難しいものですから、現状ではそう考えている。ただ、実際に運用を始めた中で、もっと回せるということが出てくるかもしれませんし、それについては今後の運用の中で検討させていただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆5番(平山政利君) ですから、今私が質問したのは、いろいろほかの議員さんから、病院のほうのやる気があるのかないのかとか、いろいろそういう意見が結構出ているんですよね。ですから、こういうのは1日3回でというような形じゃなくて、要するにできる限り来た人は全員、多少時間を延長してでも検査をするというような形で、そのような答弁を私は期待していたんです。 ですから、要するにPCR検査をやってくれという人はすぐにでもやってほしいわけなんですよ。それで、今話を聞くと、今までは自分のとこでできなかったから、検体をほかに送って、それで1日半ぐらいかかるということだったんですが、今の話だと、自分のところでやると1時間30分で結果が分かるということですので、ですから、一日でも早く、PCR検査の結果が早く分かりたいという人はいると思うんですね。 そのための検査機器の購入ですので、ですから、この件は、来たら、もう今日は終わりだからあしたへ回すじゃなくて、PCR検査してくれと来たら、多少時間を延長してでもやってもらうような形で検討してください。 ○議長(石田勝一君) ほかに質問ありませんか。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって、議案第13号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号及び議案第13号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、採決に入ります。 これより採決をいたします。 議案第12号 令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第8号)について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号 令和3年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第3号)について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) 次に、発議案として、平山政利君より、発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、武田光由君より、発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について、以上2件の提案がありました。 休憩中に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、本発議案2件について、本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、本発議案2件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △発議案(第1号・第2号)の上程-採決 ○議長(石田勝一君) 発議案第1号及び発議案第2号についてを議題とします。 これより、発議案第1号及び発議案第2号について、提出者から提案理由の説明を求めます。 初めに、発議案第1号について、本案提出者、平山政利君から提案理由の説明を求めます。 平山政利君。     〔5番平山政利君登壇〕 ◆5番(平山政利君) 皆さん、お疲れさまです。 ただいまから提案理由を申し上げます。 発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。    令和3年9月22日提出 匝瑳市議会議長 石田勝一様                  提出者  匝瑳市議会議員   平山政利                  賛成者  匝瑳市議会議員   山崎 等                   〃      〃      宮内康幸                   〃      〃      武田光由                   〃      〃      都祭広一 提案理由 発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について 本案は、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議いただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 発議案第1号の提案理由の説明が終わりました。 続いて、発議案第2号について、本案提出者、武田光由君から提案理由の説明を求めます。 武田光由君。     〔9番武田光由君登壇〕 ◆9番(武田光由君) 皆さん、お疲れさまです。 ただいまから提案理由を申し上げます。 発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。    令和3年9月22日提出 匝瑳市議会議長 石田勝一様                  提出者  匝瑳市議会議員   武田光由                  賛成者  匝瑳市議会議員   平山政利                   〃      〃      増田正義                   〃      〃      佐藤 悟                   〃      〃      小川博之                   〃      〃      山崎 等                   〃      〃      浅野勝義                   〃      〃      栗田剛一                   〃      〃      林 明敏                   〃      〃      田村明美                   〃      〃      石田加代                   〃      〃      行木光一                   〃      〃      椿 日出男                   〃      〃      苅谷進一                   〃      〃      都祭広一                   〃      〃      宮内康幸 提案理由 発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について 全国各地で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新した第5波では、感染の急拡大に伴う医療体制が危機的な状況となる中、自宅療養者の症状が急激に悪化して救急搬送を要請しても入院先がなかなか決まらないなど、強い不安を感じた市民も多く、今後、再び感染が拡大する局面も見据え、対応策を図ることが急務であります。 よって、地方自治法第99条の規定により国及び千葉県に対し意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議いただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 発議案第2号の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 提出者にお伺いしたいんですけれども、厳しい地方財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を提出してほしいということで、地方税財源の充実ということなんですけれども、項目として5つ、事項が分かれています。 1番は、令和4年度以降3年間の地方一般財源総額で、十分な総額を確保することというのを政府に求めるということは分かるんですけれども、2番の固定資産税、それから4番の自動車取得税に代わる環境性能割については、ここのところ消費税増税、特に自動車性能割は消費税増税の影響を緩和するというところから始まって、新型コロナウイルス感染拡大の影響が経済や経営上にも大きな影響を与えてきたということで、コロナ支援対策ということで、負担軽減策を講じてきたと思います。 令和4年以降の納税についてどうするのかというのは、今のところ国のほうは一切決めていないということも聞きますけれども、提出者は、新型コロナウイルスの影響について、現在どのように認識されている、また、来年早々に向けてどうなるから大丈夫だというふうに思っておいでなんでしょうか。 私は、まだまだ収束に向かうには予断を許さないと。家計は、事業所の経営状況は厳しい状況があるんではないかと思って賛成できかねると思っているんですが、提出者の御意見はどうなんですか。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆5番(平山政利君) 今、田村議員の質問に、この件につきましては先日の代表者会議及び全員協議会において、議員の大多数の賛成をいただいておりますので、私のほうとしては特別お答えすることはございません。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) とりわけ、5つのうちの2番と4番については賛成できかねるということで、私は賛同者になることができませんでした。 国がまだどうするか決めていない中で、このことを市議会から国に対して意見書を出すということは、せっかくコロナ対策として、地方税関係の負担軽減をして、国がその補填をしている状況をなくしてよいんだとお墨つきを与えてしまうんではないかと考えますが、そうは考えませんか。 ○議長(石田勝一君) 答えられますか。 平山政利君。 ◆5番(平山政利君) ですから、先ほども申しましたように、これはここにいる議員の大多数の意見なんです。ですから、これについては私がとやかく答えることはいたしません。
    ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって発議案第1号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって発議案第2号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号及び発議案第2号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決に入ります。 これより採決に入ります。 発議案第1号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 発議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議案第1号及び発議案第2号については、意見書の提出でありますので、地方自治法第99条の規定により関係行政機関に提出いたします。 お諮りいたします。ただいま意見書案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に一任することに決しました。 暫時休憩をいたします。 △午後2時28分 休憩--------------------------------------- △午後4時25分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議長挨拶 ○議長(石田勝一君) 今定例会に付議された事件は全て議了されました。 ここで一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る9月3日に招集されて以来、会期20日間にわたりましたが、この間における皆様方の御精励と御苦労に対しまして、衷心より深く感謝申し上げる次第であります。 皆様方におかれましては、時節柄、御自愛の上、さらに一層の御活躍をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(石田勝一君) これにて匝瑳市議会令和3年9月定例会を閉会いたします。 △午後4時26分 閉会             署名      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            令和3年9月22日           議長      石田勝一           議員      宮内康幸           議員      佐藤 悟...